二度目の癌ステージ4 – 70代男性と家族の記録(1)

車いすのhayashiが胃ガンでステージ4、そして後日に転移して肝臓ガンのステージ4になった実父を看病することになりました。

■ 胃ガン ステージ4でスタート

昭和14年(西暦1939年)生まれの実父は、2015年5月に腹痛でご飯が食べられなくなりました。
母の勧めで近所のクリニックを受診、胃カメラを飲みました。
そしてステージ4、噴門を完全に塞ぐ胃ガンが見つかりました。
両親はクリニックで書いてもらった紹介状を持ち、すぐに県立病院へ向かいました。
県立病院では、父の年齢と病状、また全く食べられない現状を考慮し、胃のバイパス手術を勧められました。
この時、私は両親とともに手術の説明を受けましたが、父のガンのステージについては全く触れられませんでした。
しかし数日後、ガンを発見してくださったクリニックに、お礼と、手術が決まったことの報告を兼ねて、風邪で受診したところ、
「あんなに進行するまで、なんで放置したの。もう三か月は持たないと思うよ。覚悟を固めて取り組むようにね」
と叱られました。
こうして父は余命三か月という現実を知らないまま、ガンとの戦いを始めることになりました。

アンドレア様よ、永遠なれ

イタリアの名選手アンドレア

パラアイスホッケーの元イタリア代表選手、Andrea Chiarotti(アンドレア・キアロッティ)の突然の訃報に、昨夜はあまり眠れず、今も頭がぼーっとしています。
トリノ大会で初出場したイタリアは、結果こそ出場8チームの最下位ではあったけれど、「こりゃー未来は明るいぞ」と確信させるチームでした。
当時の私は、考えたというよりは感じたままに「イタリアは強くなる。」と断言していました。

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パラアイスホッケーを知ってますか?

ソルトレーク大会にて

たまたま日英の親善試合を観に行ったばかりに、すっかりハマってから、かれこれ20年。長野、ソルトレーク、トリノの冬季三大会を現地観戦するほど入れ込んだ競技の名称が、アイススレッジホッケーからパラアイスホッケーに変わることになりました。
いまだにこの口が「スレッジ」と口走るのだけれど、競技が定着し、これから続いていく競技の未来を考えてのこと。そう思うと、なんだか感慨深いものがあります。
上の写真は、ソルトレーク大会で撮った懐かしい1枚。

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カテゴリー: スポーツ

ユニバーサルな道具たち(9)バスに夢を乗せて

車椅子でバスに乗る

先日、久々に乗客で混み合っている路線バスを見ました。
地方から訪れた東京での夕暮れ時、タクシーに乗りながら、ふと目を窓外にやると、バスの窓に多くの会社帰りの人たちの姿がありました。
当然、それは都会では何の変哲もない風景なのかもしれませんが、空席の多いバスを見慣れている地方の人間には逆に新鮮でした。

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ユニバーサルな道具たち(8)使いたまえ、されば救われる

スマホとアプリ

言うまでもなく、道具は、使ってこそ初めて道具なのです。
言い換えると、使えば、どんなものでも道具になってしまいます。
倒れそうになりながら歩いている人にとっては、道に落ちているどんな棒切れでも杖にすることができます。
逆に、樫で作られ見事な造作が施された高価な杖でも、ガラスケースに飾られているだけでは、道具としての杖にはなりません。

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ユニバーサルな道具たち(7)介護保険

介護に関わる人たち

「病気のお年寄りの対策も必要だけど、元気なお年寄りへの対策も必要だよ。」そんな話を聞いたことがあります。
たしかに、65歳以上の病気などで介護が必要な方はおよそ20%。あとの8割は元気なお年寄りです。
しかし、どれだけ元気なお年寄りでも、いつかは介護が必要な時が来ます。
誰のお世話にもならず人生の舞台から降りることは不可能です。

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ユニバーサルな道具たち(6)冬の火傷(やけど)

使い捨てカイロ

思い出してみれば、子供の頃は、けっこう火傷をしていたように思える。花火をすれば必ずどこかがヒリヒリと痛かったし、熱い鍋ややかんに触れてしまったり、好奇心でマッチやライターをいじってみたり、とにかく切り傷やスリ傷と同じくらい火傷の痛みを経験していたと思う。それが大人になり、文字通り面の皮が厚くなると同時に火傷も減った。

年を取るということは子供に戻ることだ、と、そんな意味の文章をどこかで読んだことがある。火傷の場合も、これと同じことが言えるらしい。火傷で病院に治療に来る人が高齢者になると増えてくる。しかも、その病状は重症である場合が多いと言う。時期的には子供の場合は夏の花火だが、高齢者は冬に火傷を負うことが多いそうだ。

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ユニバーサルな道具たち(5)命を守る衣料品

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突然ですが、目の前で火災を発見したら、あなたならどうしますか。まず誰もが考えることは逃げることだと思います。それから消すことができそうな小さな火災なら自ら消そうとし、あるいは、とにかく119番に連絡することを考えるかもしれません。そこが外出先ならば単なる野次馬になれるかもしれませんが、自分の家だったりしたら大変です。

身近に起こった火災ならば、もっと深刻な事態も予想されます。目を覚ましたら火災が起こっていた、とか、ストーブを倒してしまい眼前で炎が燃え上がったとか、直接に自分の体に被害が及ぶ場合です。そんな時、普段なら身体を寒さや衝撃から守ってくれる布団や衣服が、たちまち凶器に変わることがあります。それらが燃え上がるのです。

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ユニバーサルな道具たち(4)食中毒防御法

食中毒

食中毒といえば、梅雨時のジメジメした季節を連想してしまうけれども、生活環境や食生活が多様化してしまった今、その脅威は年間を通して注意しなければならないものになった感がある。数年前の「O157」騒動を例に出すまでもなく、食中毒の危険性はいつも私たちの暮らしに密着して潜んでいるのだ。時には命に関わる問題として。

テレビや新聞紙上を賑わせるのは旅館やレストランで出された料理が原因になる集団食中毒だが、実は、ニュースにはならないけれど、毎日食べている家庭での料理が原因の食中毒も、その危険性は何も変わらない。症状が軽かったり、発症する人数が少なかったりで、風邪とか寝冷えなどに間違われやすいが、中には重症になる場合もある。

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ユニバーサルな道具たち(3)見える空気、見えない空気

エアコン

時の経過につれて、生活が限りなく便利になり続けるものではないことを、何年か前から私たちは気づき始めています。確かに電化製品の進化で便利になっていくものもあるけれど、逆に、そこから不便さが生み出されてくることも実感されるようになりました。便利さを追いかければ不便さを負うようになる。未来の生活も決して楽ではないようです。

たとえば冷房です。日本の夏の湿度の高い暑さを考えれば、冷房の家庭への普及は、寝苦しさの解消も含めて、多くの人の健康保全に役立っています。ところが、その冷房のせいで、夏でも冷え性に悩むという人が現れてきました。また、冷房された部屋から暑熱の外部への出入りを繰り返すことで神経性の病気になってしまう人もいます。

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