二度目の癌ステージ4 – 70代男性と家族の記録(3) シスプラチン

退院して最初の診察は2015年6月17日(水)、いよいよ抗がん剤による治療が開始されました。
後日からつけ始めた「自己チェックノート」はなく、両親と自分の記録、そして外来診療費領収書と薬局の保険調剤明細書しか残っていません。
それによると、当日、院外処方の領収書はなく、消化器科 診療費領収書には数万円もの高額な投薬請求が記載されています。

母が「白金点滴」と記録し、父も「シスプラチン」と記録しています。
投与が始まると、父は強い吐き気と食欲不振に苦しみ、25日(木)に再度、入院することになりました。
見舞いに行った折、父から「抗がん剤として白金(プラチナ)を投与されている」と聞き、私も「白金製剤(プラチナ製剤)」と記録していました。
入院中も連日、点滴が続きましたが、父は手術よりも副作用のほうが楽だと話していました。
苦手な「痛み」でなく、吐き気が中心なため、精神的に耐えやすかったのかもしれません。
父の様子に私たちも安心し、高価な金属が抗がん剤として投与されていることについて、「お金なくて結婚指輪も買えなかったのに、今は豪華な闘病してるね」と、話したことを覚えています。

その後、父は副作用に耐えられなくなり、途中で投与が中止されました。
6月30日(火)の退院後、7月2日(火)まで副作用らしい下痢が続きました。
もともと腸が弱く、下痢しやすい体質だった父には不慣れな吐き気よりも、慣れた下痢のほうが辛かったらしく、手術後はすぐに外出し始めたのに、今回の退院後は外出せずに一週間ほど、自宅のベットで過ごしています。

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